山行日 2022年9月11日(日)
2日目。この日が本番の日。13時間の行程を歩き切れるか?
3時起床。前夜は合計5人の小屋の宿泊。2階にも誰かいた様子なので、プラス数人。
5人のうち2人の若者はすでに出発していた。
4時前出発。小屋の気温計では13度。小屋前からうっすらと富士山が見えた。
午前5時前。振り返る。よぉく見ると、富士山の左側の真ん中辺りが光っているのが見えた。山梨側の五合目。上の方の小屋はすでに営業を終えているはずなのでさすがにヘッドライトの列は見えなかった。まぁ、角度的にも見えないと思うけど。
登るのにちょっと疲れてきたなぁ、と思っていたらコルに出た。すでに昔の道はなくなってしまって分からないけれど、旧道と新道との分岐を表示する看板が置かれていた。
ここから下降点まで最後の登りはちょっと苦しかった。
この岩場(崩壊地)で、この日初めて、下ってきた人とすれ違う。
大門沢下降点の黄色の塔(7時ちょうど着)
写真で見た通りのもの。カンカン!と2回思いっきり打ってみる。なんだかすっきりした。(そういう目的のものではないけど)
写真左側の奥が広河内岳。遠くからでも道標が見える。近いようで...遠い?広河内岳まではハイマツの中のしっかりつけられた踏み跡をたどる。
まずは一つ目の山頂、広河内岳に到着(7時43分)。後ろに見えるは農鳥岳(のはず)
登ってきた方からまっすぐに伸びる尾根。進もうとしてふと気づく。尾根の先がない。よくよく足元を見ると岩に黄色のペンキでバッテンが書いてあった。左方向へ進むのが正解。
後ほど、大籠岳頂上付近でこちらを振り返ると、この尾根を途中まで歩いている(走っている)人がいた。途中で引き返していたけど、間違えたのか?はたまた好奇心が直進させたのか...。何があるのか見てみたい気持ちは分かるけど、無駄足はごめんだあ。しかもこちらはロスする時間はなし、の日だ。
つづく...