権現1日目の記録、2枚目の写真でカモシーの看板が、と書きましたが、何がカモシーか?写真から知ることができません。
このしゃもじのような、炉端焼きで料理を乗っけって差し出す先っちょのような板を裏返すと...
カモシーの作者ってどなたなんだろう?一般道はどうか知らんが、結構なバリエーションエリアでよく見るんですよね〜。作者さん自身、なんかすごい山屋さんなんだろなー。
権現東稜記録 その1はこちら
権現東稜記録 その2はこちら
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午前5時過ぎ小屋を出発 前日のトレースをたどる |
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取付のルンゼに到着(6時)予定通り ギアを装着、ストックをピッケルに持ち替えてルンゼを登る |
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樹林帯の中の細めの尾根を木登りをこなしながら進む |
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こんな感じでよっこらっしょ、と |
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だんさん撮影 さらによっこらっしょの私 |
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上の写真から1時間くらい経つと、稜線が広くなり雪も深くなる 3月の八ヶ岳で腰の深さのラッセルするとは... |
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さらにラッセルして半時間ほど進む 権現バットレスが見えてきたけどまだまだ基部まで遠い |
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天気がいいのはありがたい 暑いくらいですでに中間着を 脱いで下着の上にアウターを羽織っている状態 |
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基部まで来たけど、雪がなさすぎでいやらしい ここからロープを出して50mいっぱい延ばす(10時10分) |
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上記の立ち木にいる私。立ち木から10mほどトラバースすると ペツルの終了点あり。ロープの流れを考えて一旦ここでピッチを切る だんさん撮影(11時20分) |
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その終了点から次のピッチ、核心部を登るだんさん 時間が気になり出す(11時30分) |
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核心ピッチ後、もう1ピッチ。ハイマツ帯でピッチを切る(午後12時50分) 横を向くと赤岳。この辺り草付き部分には雪なし。土埃にまみれてのクライミング |
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ここからコンテで進む。これが済んだら登山道に合流だ! |
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雪があると歩きやすい |
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が!上の写真の雪の部分を歩き切ったら登山道だと思っていたのに さらに出てきたリッジ。しかも雪がない!無事進めるのか? 一瞬、ここで敗退?と考えるがいやいやいや、それは無し無し無し ここは進むしかない(1時10分) |
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雪がついていないと崩れそうな足元に注意しながら進む そして時間も気になる(1時20分) |
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登山道に合流(1時30分) ホッと安心 権現小屋がすぐそこに |
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権現岳頂上 いやぁあの岩登るの?すぐそこのような気もするが 結構時間かかるのか?遠近感が分からない せっかくですがこの写真で頂上登ったことにする この日は風がそこそこあって寒いけれどとりあえず行動食を口に入れる |
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有名な61段の「源治梯子」今回一番心配だったのはこの梯子 なぁんかアイゼンひっかけてしまいそうな嫌な予感がして... 結果オールライトでした(1時55分) |
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梯子全景 だんさん撮影 余談)最近、だんさんの方が写真撮影上手 |
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目の前には旭岳(左)と赤岳 真ん中に小さく大同心 |
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旭岳への登り 地図にある通り、なかなか複雑な地形で最低限の労力で どう進むか?頂上は捲いた |
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旭岳を過ぎて振り返る 写真真ん中に小さく見えてる黒い岩が権現岳 |
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緑色の矢印がツルネ東稜の下り口 まだ少しあるなぁ がんばる(2時35分) |
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3時過ぎになってしまいました でもここまで来たらちょっと安心 休憩して下山開始(3時20分) |
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下っている間、写真を撮ってる余裕無し すでにおりてきてしまいました(5時17分) |
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8時半ごろ美し森駐車場出発 雪ないなぁ |
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林道終点にカモシーの看板と鹿(?)の頭蓋骨 ここから堰堤越えと渡渉が始まります(9時50分) |
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こんな感じで堰堤がいくつもあり山肌と同化したところや 設置されている梯子を登って進んでいきます |
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今回はこんな感じの渡渉は3ヶ所ほどあっただけ(10時50分) |
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あと半時間くらいかなぁ?と思っていたら出合小屋に到着 思ったより早かった!(11時) 中にはテントが一張り こちらもテントを張って明日のために下見に出発(12時) |
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ツルネ東稜への分岐点までトレースがあったんですが、 途中からトレースなくなり硬い雪のラッセルとなりました |
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ゴルジュでは沢に落ちないかヒヤヒヤしながら進みます |
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暖かいので氷柱から水が流れてます |
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ゴルジュを抜けて東稜への取付ポイントに到着(12時50分) 沢の際(きわ)にはデブリが盛り上がっていました 時期によっては雪崩要注意ポイントです |
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小屋に引き返した後、火入れ開始(午後4時ごろ) 今回、木の皮がものすごく火力が強いということを発見 あっという間に小屋の中が暖かくなる |