山行日 2023年6月5日(火) 曇り一時雨
北海道最後の山行は雄阿寒岳。翌日に雌阿寒岳に登る予定でしたが、膝の状態がちょっと芳しくなかったのでやめとくことに。
登山口は、温泉町から車で5分ほどのところ。国道240号線、まりも国道の道沿いに登山口こっちの看板。入るとダート道ですが、普通車でもお腹をこするようなガックンガックンの道ではなかったです。
登山口には車4台ほど停められるスペース。後ろの建物はトイレですが、ボットン便所&紙がないので使う場合は紙にご注意。
このスペースから少し奥に行っても4台ほど停められるスペースもあり。
登山口すぐに阿寒湖。とはいえ、ここは湖の端っこの端っこ。さて出発です(午前6時10分)
ここには登山届け提出箱がありますが、拾い物の届出箱状態になっており、とりあえず提出したけど、個人情報的なこともあり、下山時に回収することに。
ここでも「熊注意」の看板。実際、登山口近くの林道などで目撃情報があるとの張り紙がコンビニなどにありました。
八合目は、昭和の初期にあった気象観測所跡でもあり、地面が平になってます。よく見ると小さい部屋3つ分くらいあり、おそらく観測用、居間、寝室の3部屋だったのかな?と人が滞在していたはるか昔の様子を想像。かなり厳しい仕事だっただと思う。
九合目(午前10時過ぎ)。雨が止んで晴れ間が。目の前のザレたところを登り返すと頂上です。左側に小さい、小さいひょうたん池がありましたが、水が枯れていてなんとなくひょうたんの形をした地面があるなぁ、といった感じでした。
頂上とうちゃ〜く(午前10時14分)晴れていて展望あってよかったぁ。
阿寒湖のほぼ全貌。写真真ん中あたりが温泉町。この写真には写ってませんが、ちょっと前に観光船が湖を運行しているのが見えました。
右の方にはパンケトーとペンケトーの2つの湖が見えました。その奥には摩周湖も。
この2つの湖が見えるのは雄阿寒岳頂上からだけだそうです。地上に湖畔へ近づく道はないとのことです。
頂上でパノラマ写真を撮ってみました。iPhoneで簡単に撮影できました。
写真を撮ったり、行動食食べたりして20分ほど頂上で過ごして下山開始。この後、九合目あたりで登ってきた人たちとすれ違いました。
登山口には取水口があるんですが、その橋を渡る寸前にだんさんが見つけた鹿の全身骨格。近くには毛が散っていました。
冬眠明けのクマが、冬の間に餓死した鹿の肉を食べるそうですがこれはどうなんやろ〜?
ということで、無事下山(午後2時)。写真撮ったり足元に注意を払って歩いたからか、コースタイム6時間のところ8時間ほどかかってしまいました。
この後、一応、雌阿寒湖岳の登山口を確認しに行ったのですが、行ったところでやっぱり膝がよくないなぁ、ということで登山中止を決めたのでした。
こうして北海道山行旅行で計画した山を登り終えたのでした。なんとか無事に何事もなく終了できてよかったです。