2023年8月30日水曜日

南アルプス 赤石岳、荒川三山、千枚岳

日時 2023年8月25日(金)から27日(日)
メンバー だんさんと私

まずは前日と登山1日目の話から。

遠い遠い南アルプスの山に挑戦。色々と制約があり気持ち的にも遠い南アルプス。
8月24日の早朝、関西を出発。この日は椹島ロッジに一泊する。名神から新名神、新東名を使って自家用車でアプローチ。豊田を過ぎたあたりからものすごい雨。豪雨。
しかも渋滞や雨(元々雨予報だった)に備えて早めに出発したのはいいけど、時間が余り過ぎて遠州森町PAで1時間半ほど時間をつぶす。

新東名の島田金本ICで下りて大井川鐵道の線路に並行して北上。畑薙第一ダムの夏季駐車場に到着する頃にはすっかり雨も上がって夏空復活。

初めて乗る椹島までの東海フォレストのバス。新しい小型バス。念の為にヘルメット着用(貸し出し)。途中、崩れている斜面の横を通過。なるべくそちらは見ないように、心配しすぎないよう、寝ることにした。

リニアモーターカーの工事のためか、林道は思ったより整備されていた。私の目が黒いうちにリニアは開通するのだろうか?まぁ、開通しても乗る気はないが。

予約していたバス便、ひと便前に空きがあったのでそれに乗車でき、予定より1時間早く椹島ロッジに到着。お風呂も入れる。(私は入り損ねた)だんさんによるとシャンプーリンスにボディソープがある。

夕食までちょっとう〜ろうろ。

椹島ロッジのテント場 奥の建物は白旗次郎写真館だそうだ

さて、登山開始の8月25日(金)。3時半起床、4時半出発。朝食は途中のコンビニで買ったおにぎり。この日は荒川小屋まで。コースタイム10時間半。

ヘッドランプ点けて出発。単独の若者も同じ時間に出発。でも先に行かない。おそらく怖いんだろう。日が出て明るくなったらエンジンかけて本気出してとっとと行ってしまった。何がそんなに怖いのか?

朝日を浴びてギンリョウソウ

赤石小屋までの道標

カニコウモリ

ダイモンジソウ

なかなかきつい登り坂。ところどころで小さい広場があって丸太が置いてあったりするので休憩しながらゆっくり登る。
赤石小屋から下りてくる人たちとすれ違う。前日の大雨の中歩いたというご夫婦も。

9時10分、赤石小屋に到着。休憩する。ペットボトルのみかん味のジュースを飲む。ぷはぁ。おいしい🍊
建て替え時期は不明ですが、とてもきれいな小屋でした
小屋前からは聖岳方面が見えます

出発前に「徒歩15秒」の小屋裏の展望台へ。
赤石岳がちょっと雲に隠れてます

長めの休憩後、小屋を出発。富士見平を過ぎ、梯子がかかっている場所などバラエティに富んだ登山道を進みます。時々沢があるので、水の補給には困りません。特にあんだけ降った翌日なので。



赤石小屋への荷揚げ 天気良く風なく絶好の荷揚げ日和

正午過ぎ、稜線に到着。最後の登り、ちょっとしんどかった。荷物をデポして空荷で赤石岳頂上を目指します。あぁ、荷物がないと飛んで行けそうなくらい体が軽くなる。

さて、赤石岳を目指します

10分経たないくらいで頂上到着 あぁ、荷物ないと楽やわぁ

写真を撮って、すぐにザックまで戻ります。あと3時間くらい歩かなくはいけないのだ〜。たぁ〜〜。

10分ちょっとで小赤石岳

だんだん集中力が切れてきた。小赤石岳から下って行くと
ダマシ平があり(ほんまに騙された)その後に大聖寺平

大聖寺平からは心にも足にも優しい山肌を横切るトラバース登山道。疲れた頭にも優しい。とはいえ、ぼけ〜っとしていてはこけてしまうのである程度はしっかりしつつ歩く。

エンジンの音に気づいただんさん 荒川小屋が見えた!

しかし見えてから遠いのはよくあること。この日も例外ではなく...。

荒川小屋

荒川小屋到着〜。こちらも建て替えしたばかり(?)なのかとてもきれい。テン場は近いところは、小屋のすぐ前に三張分ほど。さらに下に行くと広いテン場がある。トイレは離れているのでニオイは気にならない。水場は疲れた足と気分やと歩いて4分くらいのところ。さすが南アルプス&前日の豪雨。もったいないくらい水が流れてました。

この日は調子悪くてノンアルビール(キリンゼロイチ、500円)で私はお疲れ乾杯!
翌日は6時間ほどの行程なので、ちょっとゆっくりして就寝。

雨は降らず。よかったけど、あぁ、疲れだぁ...