2018年7月30日月曜日

早川尾根縦走 その2

山行日 2018年7月21日〜22日
行き先 南アルプス早月尾根 アサヨ峰(2799m)と高嶺(2788m)
メンバー 私とTさん

さて、2日目。広河原発のバスの時間もあるので、夜中2時に起きてご飯を食べ、テントなどを片付けて、空荷で高嶺(2788m)を往復しよう、という段取りにしていたが、起きてみると早すぎる。そいでもって、装備を片付けるのは下りてきてからにしようという話になり、半時間ほど時間を無駄にしてしまった。寝る時間にあてればよかった。




















4時前、Tさんが外をのぞいてうっすら明るくなってきてるということで出発することに。熊ちゃんが怖いので、ラジオを少し大きめに鳴らして進む。夜露が結構おりていてズボンが濡れる。しもた。スパッツ着けとけばよかった。まぁ、日が昇れば乾くだろう。けど、少々不快。


半時間ほど登る間に、右側を見ると北岳の頂上への道や御池小屋から登る通称「草すべり」の登山道、遠くは間ノ岳直下の登山道にヘッドランプが動くのが見える。向こうからこっちも見えてるかな?


いよいよ辺りが明るくなってきた。頂上直下のちょっとした岩場。これを登ると頂上。


頂上看板の手前で。稜線に出ると、鳳凰三山のシンボリックな山頂、地蔵岳のオベリスクが間近に見えた。そして日が昇って来る。今回は日の出を特に気にしていなかったので、意外な日の出となった。



やはり晴れの日の日の出は綺麗です。何度見てもいいもの。もちろん、夕日もね。



今回歩いている途中から、見えたらいいなぁ、と思っていた富士山。こちらも鳳凰三山に少し隠れてしまっているけど見えました。やはり端正で綺麗な山ですね。

10分ほど頂上で過ごして白鳳峠に戻る。テントなど片付けをして広河原へ下山開始。




















樹林帯から始まり(上)、すぐにガレ場の歩きとなる(下)




























ガレ場から30分ほど進むと樹林帯へ突入。ここから延々の急下降。鉄梯子が続く場所もあり、しっかり固定してあるものの、最後の段から地上へ足が届かないところもあり、上りも下りも慎重に。


途中、2組のカップルと単独の人とすれ違う。ふぅふぅ言いながら上ってらっしゃった。うん、確かにこの道の上りはきついと思う。下りもたいがいやけど、上りよりは下りに使う方が私はいいと思う。





















南アルプス林道に出る登山口。金網の向こうを歩いていると、随分前に、奈良県は熊野古道へ沢登りに行った帰り、下山道を間違え国道の横の金網に突き当たり懸垂下降をして国道脇に下山したのを思い出す。まるで鳥かごの中の鳥のようやな、と話ししたのを思い出す。

そんな思い出はさておき、9時のバスに余裕で間に合い、自販機でジュースを買って喉を潤し北沢峠経由、仙流荘前の駐車場まで帰着。暑すぎたけど、天気良く申し分のない楽しい山行だった。





















帰りのバスからは、2月末に登った鋸岳が見え、魔の沢(?)「熊の穴沢」が見えた。改めてエライなところ下りたなぁと我ながら感心するやら呆れるやら。

時間
午前4時白鳳峠→ 4時55分〜5時10分高嶺→ 5時45分〜6時20分白鳳峠→ 8時20分広河原→
9時バス広河原→北沢峠乗換→10時50分仙流荘着

お風呂
仙流荘 日帰り入浴大人500円 午後2時までならお昼食べられます。ずっとお蕎麦を食べたいと
思いながら歩いていたので、ざるそばいただきました。700円くらいだったかな?忘れた。

バス
仙流荘ー北沢峠間 時刻表、料金など 南アルプス林道バス
北沢峠ー広河原感 時刻表、料金など 南アルプス市営バス(PDFファイルのページ)